今回、ラジオ体操優良団体として表彰されましたが、今日までラジオ体操がかんぽ生命保険が制定したものとは知りませんでした。

かんぽ生命のHPによるとラジオ体操は、昭和3年（1928年）にかんぽ生命保険の前身である当時の逓信省簡易保険局が制定してから、80年を超えて実施されてきているとのこと。また、ラジオ体操・みんなの体操の普及推進の一環として、毎年、ラジオ体操の普及に功績のあった団体及び個人の表彰を行っており、このたび、平成23年度の受賞者が決定し、府県等表彰受賞者にサン工業が選ばれたとのことです。

歴史のあるラジオ体操の全国表彰ですので奥は深く、今回いただいた府県等表彰はいわゆる銅メダルで、銀メダルに当たるのは過去に銅メダルを獲得した個人・団体から地方表彰があり、金メダルはそれら中から選びぬかれた個人・団体がいただける全国表彰があるというお話でした。

サン工業のラジオ体操は歴史だけは古く、もう35年以上続けていますが、始めたきっかけはお恥ずかしい話で恐縮ですが、当時機械化が全くなされていなかったため、作業中に腰痛になる作業者が後を絶たなかった事に対処するため、切羽詰まって導入したというのが実情です。

でも、お陰さまで近年はそうした事案も激減し、文字通り「継続は力なり」を実感しています。かんぽ生命から5名もの皆様が今回の表彰のためにお越しいただき、厳粛なうちに表彰式がとり行われましたが、過去のそうした実態からすると、とても照れくさく、面映ゆい気持ちの中での受賞になりました。

しかし、これからはラジオ体操第一のみならず第二やみんなの体操も取り入れたバランスの良い健康な体づくりは、会社としてより積極的に取り入れていくべき事だなと改めて感じました。