サン工業株式会社

社長のひとり言

経営に関わることや個人の興味関心について
オン・オフ境目なく発信しています

2度買い

  • 思いついたまま

年間52冊の本を読むことを課題に挙げてから数年経ちますが、そこで困った?コトが起こりつつあります。

今政府がやっきになって対応におわれているのが老人対策です。政府としてはお金が出来るだけかからないPPK(ピンピンコロリ)を実践してくれる後期高齢者の育成?に力を注いでいます。でも、思いどおりにならないのが世の常でありまして、行政側に言われなくても潔く死んで行きたいと願っているのが、ほとんどの戦後団塊の世代なのであります。

そんな団塊の世代の末端に位置する私にとっての最大の脅威は・・”ボケ”・・なのであります。3大疾病である「がん・急性心筋梗塞・脳卒中」は、日ごろから人間ドックや所定の診察を得ていれば事前に何らかの予防処置はとれそうですが、「ボケ」だけは対処療法は確たるものが無いのが現状のようです。何しろ本人に”その”自覚が無いのですから、問題はとてもディープになってしまいます。誰が本人に”そのこと(ボケの症状や事実)””それらしき由来(何時、何処で、何を)”を伝えるのか?・・とても、ビミョーなことがらなのです。そうしたシチュエーションが間近?に迫っているわが身としては、何時その兆候が出てくるのか?心配でなりません。

そして、最近・・その兆候を自分自身、目の当たりにしてしまいました!!・・それは、同じ本を再度購入してしまう事実なのです。最近本屋さんの店頭でパラパラ本をめくった時、感じるアノ・・「この本、前に読んだことがあるかも?!」・・でも「読んでないかも?!」の方が優先されると同時に、今買っておかないと2度と手にすることが出来ないのでは・・?との強迫観念にも似た切迫感の後押しにより購入するのですが、後で家に帰り本棚に同じ本があることに驚愕!し、その後自責の念に陥るのが何時ものパターンになりつつあります。

今回も、年末に新宿の紀伊国屋にブラッと立ち寄り、その折期待していた東海林さだおの新刊?!「さらば東京タワー」を手にし、内容をパラッと見たところ、新鮮!!な内容だったので即、購入したところ、既に2年前に同じ本を購入し、そのことを記録していたにもかかわらず今回同じ本を購入してしまいました。この一連の動向をみると正しく「ボケ」以外何も的確な言葉は見当たりませんが、せめて「忘却力」の成せる技とすれば、少しは自身の老いを正当化出来るかもしれません。

お問い合わせ

表面処理のご相談や資料のご請求などお気軽にお問い合わせください

サンプルめっきのご相談 不良解析・表面分析のご相談 表面処理に関するお問い合わせ めっきサンプル帳のお申し込み
TEL
0265-78-2510 0265-78-2510
FAX
0265-78-4173