昨日の経済団体の代表と阿部知事さんとの懇談会に引き続き、今日は我がサン工業に知事さんが会社訪問をしてくれました。

昨年、知事さんから「ものづくりナガノ大賞」を頂いたこともあって、嬉しいことに知事さんとの距離が急速に縮まっていることを実感しています。
嬉しいのは、こちらからの要求を聞いていただける場が出来たことではなく、もっと遠い未来の長野県の夢を本音で語ることが出来るようになったからです。

かねがね肝に銘じていたのは、会社にしろ組織にしろ団体にしろ基本は自立であって、出来れば行政に頼ってはいけないと思っています・・・ですから、自分自身は行政とコラボすることはあっても、頼ることなく近年は活動できていますが、率いている組織や団体は中々キレイ事や理想ばかり言っているわけにも行きません。

事を成し遂げようとする過程においては、どうしても行政の力をお借りするしかない場面が現実として出てきてしまいます。自立・自助努力を旨としている製造業に携わる身としては潔しとしない・・ですが、様々な可能性を模索した結果、自助努力だけでは出来ないことが明白になった時点で国や県や市に起動に乗るまでの呼び水的な支援をお願いする場面が出てしまいます。

今回の視察やディスカッションが、長野県の将来の成長に結びつく小さな一歩になってくれることを願っています。