旅行の前は何となくウキウキしてくるものだ。
特に初めて訪れる地方とか海外だと、新しい発見や出会いがありそうでワクワクしてしまう。
しかし日頃、時間に追われ雑事に翻弄されていると旅行の直前まで旅行気分が湧かなかったりすることが多くなった。特に近年は旅行日の週になってガイドブックを購入し、現地の気候を知ってからバタバタとスーツケースに衣料を詰め込むといった全く仕事の延長のような味気ない事態が多発している。

だから旅行気分になるのは出発直前ラウンジで冷えたビールを飲んだ時か、機上の人となってウエルカムドリンクを飲む時になってようやく日常から非日常の旅行モードになることが出きる。
昔は旅行の一ヶ月以上前からガイドブックをあれこれ物色し、現地にあった服装を揃えるためにアウトレットに出かけ旅先のシチュエーションを想像し色とりどりのバリエーションに富んだ買い物を楽しんだりしたものだった。
これは旅慣れた結果なのか、単に歳をとってしまい旅行に情熱が薄れた為なのか、そもそも感動することすらなくなってしまったのか？何となく心配になってきている今日この頃です。