第８回サン工業年末コンサートが今年も信州高遠美術館で開催されました。

昨年はビオラ・デ・ガンバとチェンバロによるコンサートでした。過去振り返ってみるとクラシック系がほとんどで津軽三味線と篠笛が少し異色といった内容のコンサートでした。
今回はゴスペル＆ジャズを女性で諏訪出身の小松チヒロさんに唄っていただく企画となりました。

わたしは個人的にはジャズが好きで、何時かこのようなコンサートが開催出来れば良いなと考えていたのを、今回実現できてとても嬉しかったのです。

コンサート最初の曲「アメイジング　グレイス」で唄の迫力と音量にノックアウトされてしまい、ゴスペルの深みにはまると共に後半のピアノトリオをバックに唄っていただいたジャズのノリに手拍子しつづけたため、最後には手が痛くなってしまいました。

ピアノトリオのバックに昨日降った雪解け水が木々から木漏れ日を浴び、キラキラ光りながら落ちてゆく景色が、ボーカルの輝きとコラボしてとても素敵な雰囲気の中でのコンサートになりました。出来ればお酒など傾けながら聴きたかったところですが、土曜の午後という制約があったものですから、来ていただいた皆様にはコーヒー等を自由に楽しんでいただくコンサートにしたのも良かったかなと思っています。

来年はどの様な音楽が聴けるのか楽しみです。