3年前も今回も世界3大料理と云われているトルコ料理に期待してはいたものの、最終日の今日まで裏切り続けられて来ました。
しかし！、最終日の昼食としては重ずぎて似合わないであろうけれど、トルコの宮廷料理なるものにも挑戦してみようと、観光客向けのレストランでしたがダメ元でオーダーしてみました。

ところが！これが正解。とっっても美味で、もしかしたらトルコ料理を見なおさなければならないのかなぁ～？・・と思いました。
感覚的には韓国の「サムゲタン」にとっても似ている料理で、添えて出て来たトルコ風チャーハンとの相性が抜群で、思わずお替わりをしてしまいました。

食事時には常にアッサリした汁ものが欲しい日本人としては、度重なる油まみれの洋食に辟易として疲れ切った胃に、救世主のような(又、滋養強壮にも通じるような）お粥になりそうな食が出て来ると、元気いっぱいになってくるのです。
これはこのお店（AMEDROS）のスペシャルメニューである（Topkapi Palece）のトップメニューで、トルコの旅の最後の最後に感動の食に出会えたのです。

正直、この料理に出会えなかったら私は2度とトルコに食の楽しみを期待しなかったっと思います。・・いやむしろ、仲間にはトルコの自然とマーケットは魅力だけど、3大料理と云われているトルコ料理だけにはあまり期待しない方が良いよと云っていたハズです。
・・でも、幸運にも最終日にこのような美味しいトルコ料理に巡り合えると、いままでの旅はなんて浅薄な旅だったかも知れないとも思うのであります。
この検証を後に譲るのが、またこの魅力的なトルコに来る大義名分になりますので、何時の日かそれを自分の目で確かめたいと思いも新たにいたしました。