サン工業株式会社

社長のひとり言

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仙丈ケ岳登山

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四十数年振りに登山をしました!

40年間も登山をしなかったのには当然理由があります。
まず中学生の時は中央アルプスの駒ケ岳に2年生全員で登山をしました。そして、高校の2年生の時も全員八ヶ岳に登山をしたのです。
通常であればその時、御来光を拝んだり、雲海の美しさに魅了され山の神々しさと美しさに魅了され、その後登山に病みつきになるのが極自然な成り行きなのでしょうが、私の場合は違います。
中学、高校の両登山とも出発から下山まで2日間とも雨にたたられ、ひたすら帽子のつばの先からひたたり落ちる雨粒だけ計4日間も見続け、深い霧の中頂上はあそこら辺だ・・とか、こちらの方面には富士山が見えるはずだ・・とかの話を聞いても湿気と汗とでまつわり付く衣類の気持ち悪さも手伝って一層不愉快になった記憶が鮮明に甦ってきます。

という訳で、私は山の神様から祝福されていないどころか、疎んじられていると今日まで信じて来ましたので、登山をしようとする動機さえ見い出すことは皆無でした。

でも、ある事情からどうしても登山をしなければならなくなったのです。
それは、今年の冬の終わりに自慢の妹が病で他界いたしました。3人兄妹の中で登山が好きで健康に一番気を使っていた彼女が何で??・・という思いは今でも変わりません。
その妹が一番好きだったのは故郷伊那から見た仙丈だったと思います。

それで遺族と話し合った結果、今年中に彼女が好きだった仙丈ケ岳に追悼登山をしようということになったのです。

そして、その決行日が今日だったのです。

旦那さんの勉さんはあの日から遠ざかっていた登山の為のトレーニングを始めていましたが、残念なことに少し頂上まで届きませんでした。
2人の娘さんは風邪等で体調が悪く、今回の挑戦はおあずけになってしまいました。

で、長男の裕くんと私の二人で仙丈の頂上まで挑戦することになり、見事!本懐を遂げることが出来ました。

今回の挑戦でまたまた雨だったらどーしよう?と、不安がかなりあったのは事実ですが、写真の様に雲一つない素晴らしい天候の下、初めて山に登って良かった!と思いました。
登山口である、北沢峠から頂上まで3時間半の行程の中、息が上がって少し苦しい場面もありましたが、甲斐駒、鋸岳、遠くに富士山もしっかり見え、仙丈の頂上から故郷伊那市もとても近くに美しく見ることが出来、すべての苦労が吹き飛んでしまったのです。

登山の間中、頭の上から彼女の声で「たけ兄ちゃん(妹は私のことをこう呼んでくれていました)やっぱり山は良いでしょう。私がたけ兄ちゃんの為に天気を良くしてあげたんだから。」と言ってくれているような気がしてなりませんでした。


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