今回の旅行は中欧5カ国を巡る旅でしたので、移動もその距離も長く、目玉の観光地を結ぶ途中には幾つかのプチ名勝地巡りが企画されていました。
当然あまり知られていない観光地が多かったのですが、その中で最も期待していなかったのが、今日泊まったフルボカーナドボルタボウにあるフルボカー城でした。

初めて知った世界遺産でもあるフルボカー城を見学した後、お城に隣接したホテル・シュテクルに泊まりましたが、夕食まで時間があったので、今回の旅行で果たせなかったウォーキングを2時間ほどすることが出来ました。

お城が所有する広大な敷地のほとんどが英国式庭園となっており、自然を生かした庭にはウォーキングに最適な小径が程良く設置されており、存分に木々の香りと小鳥の囀りと空気の爽やかさを満喫出来たのです。

ヨーロッパで今まで一番印象に残っているのが、ブタペストのマルギット島での早朝ウォーキングでしたが、今回のチェコでのウォーキングもそれに勝るとも劣らない、気持ちの良い感動を得ることが出来ました。

地元のガイドさんが、以前このシャトーホテル・シュテクルで日産のカルロス・ゴーン社長と会ったことがあったそうで、その時彼が言っていた「毎年家族でここに来ているんだよ」との話はまんざら嘘では無さそうな、そんな素敵な雰囲気のあるホテルとお城なのでした。
そんな訳で、翌朝も5時起きで1時間ほど朝食前のウォーキングを楽しんだのでした。