最近ある事情があってお掃除にハマッています。

近年我が家のガレージでBBQを行っていますが、BBQを始めて気がついたのは、BBQを行うほど家が綺麗になるという事実です。

その訳は明快で、外部の人が我が家に来てくれる都度「お掃除」が必要になるのです。とかく身内だけの生活に慣れ親しんでいると、天井の片隅にあるクモの巣や部屋の隅に潜んでいた埃の大きな塊り等、普段目にしているはずの多々ある汚い箇所が「風景化」したことにより、まったく気にかからず気づかなくなっているのです。

でも、BBQのような多くの他者の目に留まる機会を得た時、初めて「他者の目」で我が家を見直すことが出来ます。そうした「他者の目」で我が家を見つめ直すと、至るところに「Oh, My God！」な箇所を見つけられるのです。

今回はBBQで活用しているガレージと隠居スペースではなく、暫く使われていなかった母屋にフランスの18歳の2人の青年を迎い入れる事になったので、大掃除をすることに余儀なくなったのです。

2人のフランス青年を迎えいれる経緯は別の機会に譲りますが、何時もの軽い？ノリで気軽に2人のフランス青年を受け入れることになってしまいました。倉庫同然だった母屋を生活可能空間にするまで、お盆の前後1ヶ月間躍起になって片付けた結果、ハイエース6台分の廃棄物を整理し、何とか人が住める空間を確保することが出来ました。

当初は、最低限の住める空間確保を心がけていましたが、徐々に空間が綺麗になっていくと周辺の汚さが気になって、あれもこれも綺麗にしようと体が動いて来てしまうのです。その結果、いつも間にか「掃除にハマッた自分」に気がついたのです。幸か不幸かモノを捨てるのに、我が家にはなんでも鑑定団に出せるような「お宝」は一切ありませんでしたので、何の躊躇もなく捨てられたものですから、意外と整理するのに時間はかかりませんでした。

でも、写真と本と手紙や想い出につながりそうな品々はしっかり確保はいたしました。この経験から、何となく掃除に対するネガティブなイメージから掃除の楽しさと充実感を体感してしまった今、これからは掃除が趣味の一環になりそうでチョット怖くなっている今日この頃です。