サン工業株式会社

社長のひとり言

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高くついた勉強代

  • 思いついたまま

自宅のガレージに置いてあるバドワイザーのライトSignが半年前頃から点灯しなくなりました。

内部は小型蛍光灯が設置してあるらしく、グロー管のアノ点滅する音は聞こえますが、いつまでたっても点灯しません。
それで、分解してみると蛍光管はその両端が黒ずんでいないし、けっこう新しく見えたので私は原因がそのグロー管にあると踏んで、それらしいものを近くのホームセンターから2種類購入しトライしてみましたが、全く反応しません。型番をみるとどうも日本の規格にはないものらしく、ネットで調べても見つかりませんでした。

運良く社員旅行の第一陣がグアムに先月末出掛け、そのメンバーに専務がいたものですから彼に実物を預け手に入れてもらうようお願いしました。

帰国した彼の手には、しっかりアノFS-2の蛍光管が10個!握られていたのです。
・・しかし、彼曰くアメリカにおけるホームセンター大手の「HOME DEPO」には無く、そこの店員に聞くと「Benson」にはあるだろうと云うことで、待たしてあったTaxiで空港近くにあった「Benson」まで行って手に入れてくれたとのことです。
10個で800円のものを購入するのにTaxi代8000円!近く払ったそうです。(そういえば未だお金を専務に払っていなかった!)

そんな苦労の末、手に入れたグロー管を早速器具に取り付けて・・いざ!点灯!・・・でも、以前と同じでグロー管が反応しますが、今回も蛍光灯は点きません!!!
では、蛍光管か?と疑ってもアメリカ仕様のサイズなので国産の15Wの蛍光管とは全く合いません。冷静になってよーく、考えた結果原因はグロー管でもなく、蛍光管でもなく、安定器が限りなくクサくなってきました。

しかし、安定器を手に入れても既存の機器に入れるのは容易ではないし、そのコストもバカになりません。考えあぐいた結果、15Wの卓上蛍光スタンドを購入し、その一式を移植することが一番安くモトを取る案ではないかと。そして、ホームセンターに行き卓上スタンドを見て回りましたが、今は昔ながらのスタンドは全くなく、Uの字型のタッチセンサー式の蛍光スタンドしかありませんでした。

うつむいて帰ろうとしていた矢先目に飛び込んできたのが、写真のコンパクト蛍光管キットでした。なんと!2000円弱のこの製品はグロー管も安定器もいらないインバータ式の省エネタイプの蛍光灯なのです。

後は簡単、昨日からの雪の中、ベースを加工が容易な木材にし、ドライバーでねじ止めしただけで一丁上がり!・・という具合でした。

終わってみれば、アノ騒ぎは一体何だったろう?と思いますが、暗いガレージに明るい笑顔を振りまくわんこを見てみると、なんだか寒い冬が暖かく感じられて来ます。

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