サン工業株式会社

解決事例

これまで弊社で実績のあるめっき技術を用いた
様々な問題解決事例についてご紹介いたします

黒ニッケルめっき外観の歩留まり改善

顧客のお困りごと

黒ニッケルめっきの処理で、皮膜の剥がれや発注ロットごとの色味が違い歩留まりが悪いということに悩まされていた。

問題点1

ロットごとの色味の違い

問題点2

めっき剥がれ

サン工業の提案

黒ニッケルめっきは、ニッケルと亜鉛の合金めっきで、その黒味や皮膜の密着性は、成分濃度の影響を受けます。サン工業では、ニッケルや亜鉛の濃度の他、有機系の添加剤もキャピラリー電気泳動分析装置という特殊な分析装置を用いて分析管理するとともに、それぞれの成分を個別に補給管理することで、液の濃度を一定に保ちながら、黒色や密着性の良好な状態を維持できるよう処理を行っています。

ポイント1

一般に黒ニッケルめっきは膜厚が厚くなると剥がれが発生する。写真はハルセルテストと言って、板の左側が膜厚が厚く、右側が薄くなるような条件でめっきし、皮膜の物性や外観がどう変化するかを調べることができます。うまく条件をそろえないと、板の左側が剥離してくるのが判ります。

ポイント2

黒ニッケルめっき液は、硫酸ニッケル、硫酸亜鉛、ロダンアンモンなどいくつかの成分で構成されています。これからを個別に分析管理することで、高い電流密度でも剥離が発生しにくくなります。

解決できたこと(成果)

有効成分の分析と個別補給管理によって、液の条件を常に一定に保ちながら処理することで、安定した黒色外観と密着性のよい黒色ニッケルめっきをすることが可能になり、歩留まりの改善になった。

問題解決に関わり提供できる技術等の優位点

・ロットによっての黒色外観の変動が少ないめっきの提供 ・有機物添加剤も分析できる装置の保有

担当者の声

黒ニッケルめっきは、ニッケルめっき後に、非常に薄く施す黒色のめっきですが、液濃度や電流密度の影響で、外観や密着性に影響を与えることが判明しました。市販のめっき液では、補給薬品も有効成分がミックスされた状態で使用しますが、サン工業では、文献調査などから有効成分を個別に購入し、補給管理することで常に成分濃度を一定に保ち、処理できるようになりました。

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