ページトップへ

開発課ってどんなとこ?

【第37回】「征矢さんはオールラウンダー」

大学生のインターンシップ参加者に教える征矢さん

開発課のメンバー紹介3人目は、男性陣のトップを切って征矢亮太さん。生まれも育ちも伊那谷で、大学は信州大学繊維学部(上田市)、就職も地元でものづくりに携わりたいからとサン工業を選んだ。つまり県外で暮らしたことがない。その理由を本人は「虫嫌いだから」という。信州の虫は大丈夫。でもゴキブリが絶対にだめ。うん、分かる気がする。

彼は現場で「ひっかけ」(製品を治具に付ける)と検査を経験した後、半年で開発課へ配属され2年目になる。最近「エスプロテクトM」という名を冠しためっきのラインを立ち上げた。会社でめっき処理に固有名が付いたのは初めてのこと。期待の新技術である。

それは薬品による腐食に強いのが売りだ。先輩が試作した技術だから「棚ぼたです」と謙遜するが、実際の製品にめっきするために、お客様と入念なやりとりをしながら、前処理やひっかけ、めっき厚等の条件だしをきっちりし、量産目前までこぎ着けたのはやっぱり彼の手柄である。「入社して2年半なのに、こんな経験をさせてもらえてありがたいです。まずは万全の量産体制を整え、その後は処理方法のバリエーションを増やして用途開発にも取り組みたい」と話す。

征矢さんらしい親近感で参加者でもリラックスして体験できる。

征矢さんを評して河合課長は、「バランスがいい」という。技術的なことばかりでなく、現場や営業についても知識を持ち、総合的な判断ができるからだ。前回登場した宮川さんをスペシャリストとするなら、征矢さんはオールラウンダーなのだろう。「何でも万遍なくこなせるのが理想」と本人も認める。食べ物にも好き嫌いがない。「時にはもっとガツガツしていい」と河合さんは注文を付けるが、そのバランスの良さと人当たりの良さを見込んで、彼をリクルーターとして大学に送り込むでいるのは当の課長である。彼の話を聞いてめっきに興味をもち、会社見学に訪れた学生は一人や二人どころではない。

めっき体験が終わり、完成品を転して記念撮影。いい笑顔です!

地元で働くことを選んだ征矢さんは、地元のためになるなら望むところと、村の消防団にも所属する。消防団といえば、男たちが集まって飲んでばかりいると思われがちだが、最近は女性の団員も多く、明るく健全な雰囲気なのだそうだ。征矢さんにとってこの組織は超居心地がいいらしく、夏場の早朝と仕事あがりの練習こそたいへんだが、今はすっかり消防団活動にはまってしまったという。まことに好青年という言葉がよく似合う。

消防団の活動

征矢さんにとって、河合課長や同課の児玉さんが目標で、「何を聞いても即座に明確に答えてくれる二人のような存在になりたい」という。だからめっきの世界の知識を広く身に付けたいとは、やっぱり彼らしいコメントだ。エスプロテクトMとリクルートに関するお問い合わせは、サン工業征矢まで。

 

 

わたしのマストアイテム