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番外編 社外でこんなこともやってます

【番外2】カーボンナノファイバー複合銀めっき、機械要素展へ

サン工業(株)は6月27~29日、東京のビッグサイトで開催された第11回機械要素展に出展しました。

機械要素展は、リード・エグジビション・ジャパン株式会社が主催する、日本有数の製造業関連の展示会で、今回も、表面処理・部品加工・組み立てなど、全国から主要1330社が勢ぞろいし、3日間で数十万人が開場に集ました。第18回設計・製造ソリューション展、第15回産業用バーチャルリアリティ展も併設されていました。 

サン工業(株)は、開発したばかりの、カーボンナノファイバー(CNT)複合銀めっき(特許出願済)の技術や、黒色表面処理、燃料電池の表面処理の技術などを紹介。表面処理のエリアでは群を抜いて多くの人が集まっていました。

特に、CNT複合銀めっき、は信州大学工学部と共同で開発し、機械要素展開催直前に記者発表したばかりの、カーボンナノチューブを均一に複合させた銀めっき(特許出願済)です。

銀めっきは金属中で電気伝導性がもっとも優れている反面、硬さがやわらかく耐摩耗性に乏しい上、硫化雰囲気での接触抵抗の低下や狭ピッチプリント基板に用いた場合のマイグレーションによる短絡(ショート)の問題がありました。

この点を、銀めっきの皮膜に、カーボンナノチューブを均一に分散させた平滑な複合めっき皮膜を開発することで解決しました。

この技術は、コネクターや接点、耐摩耗性の要求される製品などへの応用が期待できるので、そうした点に関心のあるメーカー、部品製造業者の方々が、とても注目していました。

また、燃料電池の表面処理や、サン工業が得意とする黒色表面処理にも質問・相談が集まりました。

「今年から出展したけれど、予想以上の反響がありました。やはり、自分たちの側から、技術性の高さ、製品の質の良さをどんどんアピール・発信することの重要性を改めて感じました」と会場で説明に当たっていた川上健夫社長は話していました。

 

機械要素展のサン工業ブースと説明役の河合陽賢さん

機械要素展のサン工業ブースと説明役の河合陽賢さん

 

企画:取材/毛賀澤明宏