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開発課ってどんなとこ?

開発課ってこんなところ
道産の大物新人・横井さん

 開発課ではまた一人、期待の星が育っている。

 その人の名は、横井健人さん。生まれも育ちも北海道で、身長は184センチ。恵まれた体格を活かして、小学校から大学まで野球をしてきた。「根っから真面目ですね」と河合開発課長が評するように、勉学にも熱心で北見工業大学ではマテリアル工学を専攻し大学院まで進んだ。北海道北見といえば、ピョンチャンで銅メダルを獲得したカーリング娘たちを思うかも。「そだね〜」のフレーズと共に。

 横井さんがサン工業に入社したヒストリーが面白い。関心のあった「表面処理」を就活サイトで検索すると、トップにサン工業が現れた。インターンシップを受け付けているという。当欄読者にはお馴染みの分析装置GDOESもその機会に扱えると知って申し込む。

 それが彼にとって運の尽きだった。もとい、人生が開けた瞬間だった。北の大地からはるばる信州伊那谷へやってきた彼の人柄と素養に惚れ込んだ総務課は、インターンシップ参加者との食事会の折に猛アプローチ!たまたまその店に来ていた白鳥伊那市長と偶然会い、「きっと伊那に縁があるんだよ」と和んだ。

 めでたくサン工業から内定をもらい、その日も伊那市内で総務主催のお祝い会が開かれた。場所は伊那市名物ローメンの店。そして再びここに白鳥市長が登場する。横井さん、一瞬「仕込みかな?」と思ったそうな。いかな川上健夫社長が伊那商工会議所会頭とはいえ、市長に再会したのは偶然である。

 結局、横井さんは他社の採用試験を一切受けることなく、2016年4月サン工業に入社する。1年の現場経験を経て、開発課に来たのは2017年春からだ。河合課長は彼のことを「これから会社を引っ張っていく人材になると思う」と言い、期待を込めてつい最近「黒色めっきをやってみないか」と持ちかけた。開発課に入って初めて専任のテーマを得て、彼は早速黒色めっきにどんなアプローチがあるか調べまくり、頭の中でイメージをどんどん膨らませているそうだ。

 そんな彼に大切にしている言葉はあるか聞いてみた。どうやら「そだね〜」はおよそ使わないそうで、代わりに挙げてくれたのは、映画「イミテーション・ゲーム」の台詞「時として誰も想像しないような人物が、想像できない偉業を成し遂げる」だった。

 「大学で学んだ知識とここで学ぶことを合わせて、画期的な製品をつくってみたい」。そんな風に夢を語る横井さんの今後が楽しみだ。

★わたしのOFF  週末、時間ができると愛車ヤマハMT03を駆る。ちなみにソウルフードは、帯広限定カレーショップインデアンのカレーだとか。