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番外編 社外でこんなこともやってます

【番外4】ナノテック2009に出展しました

世界最大規模のナノテクノロジー(超微細技術)総合展「ナノテック2009」に出展しました。

 

東京のビッグサイトで2月18日から3日間開催された世界最大規模のナノテクノロジー(超微細技術)総合展「ナノテック2009」に出展しました。

このコーナーに良く登場させていただいている私=サン工業? 開発課の河合陽賢(カワイ・アキマサ)がレポートします。

会場には3日間でのべ4万7272人の方が集まり、不況下でもこの領域について高い関心があることがうかがえました。

当社の出展テーマは「高機能CNT(カーボンナノチューブ)複合銀めっきの開発」。

当社としては、3日間を通じて、ブースによって資料をもっていただいた方200人、名刺交換をさせていただいた方約70人で、その後の動きがありそうな会社も多く、成果としては大きかったと思われます。

1月のインターネプコンに自社出展した際の名刺数は今回の約2倍の160枚ほどでしたが、今回は、かかった経費がインターネプコンの20分の1くらいでしたから、費用対効果の点で考えれば上々だったと思います。

ナノテック2009は、他の展示会に比べ、国際色が豊かでグローバルな展示会です。ただ、サン工業は英語が話せないのと英語パンフがなかった為、その利点をうまく活かしきれませんでした。

展示会の感じとしては開発系の話が多く、すぐ量産的な話が少なかった気がします。しかし、大きな企業の開発テーマやニーズを知ることができ、またキッカケを持つことができたことは大変素晴らしい事でした。

ニーズの多くは「放熱性・耐食性・耐摩耗性・電気的特性・光学特性」であり、ナノテクノロジーを使った新しい商品の開発の流れは低下していないことがはっきりとわかりました。このキッカケを活用し、ナノテク商品の量産化、新規事業化を進めることによってサン工業を含めた上伊那の企業の活性化につながればよいと思います。

今回当社は、「ナノテクフォーラム長野」の会員企業としての出展でした。知的クラスター創成事業により得た成果を展示し、各企業の事業化を推進する目的での共同出展でした。各企業は、1パネルの出展ですが多くの来場者に見にきていただきました。

他の共同出展企業の名前とテーマは以下の通りです。
●ミスズ工業さん「超低流量マイクロポンプ」
●日精樹脂さん「次世代高機能樹脂複合材料“VOLTIGA”」
●セラテックジャパンさん「高機能光学フィルター・部品の精密加工」
●ミカドテクノスさん「UV硬化真空熱加圧装置」

ちなみにナノテクフォーラム長野とは、長野・上田地域知的クラスター創成事業等から生み出された成果や大学の知的ポテンシャルを活用し、地域における企業と大学等の研究者との情報交換や技術交流により産学・産産連携や企業の経営革新、新産業の創成を図るグループです。

各企業、熱心に取組んでおられましたが、ミカドテクノスさんの伊藤隆志社長様は「開発系の話が多かったので、すぐ仕事に結びつくのは少ない」と話しておられました。私が見た感じでは、ご自慢の真空高圧含浸装置機をデモ展示されていた為、それなりに人がよっていたような気がします。

この他、「ナノテック」と同じ会場で同時開催された「アステック2009」(国際先端表面技術展)に、駒ヶ根市の塚田理研工業さんが「各種プラスチック上へのめっき」「マグネ合金へのめっき」をテーマに出展。これまた同時開催された「新機能材料展2009」の方に、宮田村のタカノさんが「導電性高分子アクチュエーターPOLYMUSCLE」を出展していました。

不況とはいえ、頑張る上伊那の元気な企業を姿を見たような機がします。

塚田理研工業さんについては、営業の方にお聞きしましたが、「前回よりも盛況」とのことでした(昨年も同じ展示会に出展)。今回はブースが開けていたため、また樹脂材料へのめっきという比較的ニーズにあった展示をしていたためと思われます。ナノテクの1つに樹脂とナノ材料の複合材という目玉があり、そこにうまく入り込めた為でしょう。

タカノさんについては、忙しくてブースによることもできず残念でした。

こうした展示会に、出展することは、様々な刺激になります。お客様との接点も近くなりますので、ぜひ、これからも機会を見つけて出展できればと思います。

  世界最大規模のナノテクノロジー(超微細技術)総合展「ナノテック2009」に出展しました。

 

2009年3月10日
サン工業(株) 開発課 河合陽賢(カワイ・アキマサ)