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技術レポート

大電流接点へのめっき

銀は金属のなかで最も電気伝導性と熱伝導性が優れているため、大電流を流す接点には、主に銀めっきが処理されます。また、銀は潤滑性が高いのも特徴です。

  • 電気伝導性・・・Ag>Cu>Au>Al
  • 熱伝導性・・・Ag>Cu>Au>Al

サン工業でも、光沢銀めっき、半光沢銀めっき、無光沢銀めっき等様々な銀めっきを処理しています。大電流接点においては、めっき厚が20~100μmと厚いものが多いのですが、サン工業の試作実績として200μmまで処理した実績があります。

光沢銀めっきや半光沢銀めっきは、光沢剤としてSe(セレン)やSb(アンチモン)、有機物等が含まれます。そのため、光沢がでたり硬くなったりするのですが、光沢剤が入っていない無光沢銀めっきと比べ、体積抵抗率は悪くなってしまいます。よって、硬さを選ぶかより低い抵抗値を選ぶかは、お客様の使用用途によって決まります。

 

 

また、銀めっきは硫化による接触抵抗の劣化が問題になります。使用用途は限られますが、サン工業のオリジナル技術の一つであるCNT複合銀めっきは、銀めっきの中での特に接触抵抗が低く、硫化しても接触抵抗が落ちにくいのが特徴です。