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展示会出展!

【第49回】インターフェックス ジャパンの注目技術 その1

 2017年6月28日(水)〜30日(金)に、東京ビッグサイトで開催される「第30回インターフェックスジャパン」にサン工業が出展します。同展示会は、医薬品、化粧品、洗剤研究・製造技術展なので、こうした分野の製造・生産技術、開発、品質管理に関わる方が多く来場される。そこで今回と次回の2回に分けて、この展示会でサン工業がお披露目する注目技術を一足先に紹介します。

 先陣を切るのは、「ニッケルアレルギー対策」だ。金属アレルギーの多くがニッケルアレルギーと言われている。ゆえにヨーロッパでは、ニッケルの使用制限が厳しく、これに対応するため、ニッケルに代わる処理が期待されている。サン工業では、独自技術を駆使し、ニッケルフリーの表面処理を開発した。

 担当したのは開発課の松澤さんだ。この訪問記の第35回で紹介したように、彼女は「女性目線」の製品開発に熱い思いをもっている。ニッケルアレルギーの多くがアクセサリーが原因であることから、彼女はニッケルを使わずに安心して身に付けられる表面処理ができたらと考えた。すでに山梨県環境科学検査センターにて人工汗試験を行い、ヨーロッパ規格の0.28µg/㎠/week未満を大きくクリアする0.04µg/㎠/weekを達成。アクセサリーに限らず、医療・介護分野でも採用が期待される新技術である。

 

 さてお次は、エスプロテクトMとエスプロテクトM2。ともに開発課・征矢さんが携わった。名前の「エス」はサン工業の頭文字、「プロテクト」は保護するを意味する英語だ。エスプロテクトMは、滅菌洗浄に使われる過酸化水素ガスや過酸化水素水に耐性のあるめっきだ。過酸化水素は強力な酸化剤のため、通常のめっき処理では到底耐えられないが、そんな過酷な環境でもサンプロテクトMなら大丈夫。 ところで医療現場では、アレルギー性がなく、耐薬品性や生体適合性が高い金属としてチタンがよく使われる。もちろんサン工業では、陽極酸化処理や金めっき、ロジウムめっきなどチタンへさまざまな機能を付加する表面処理も行っています。

 もう一方のサンプロテクトM2は、やはり医療用器具洗浄剤に使用されるアルカリ系洗浄剤への耐性をもつ。また、次亜塩素酸ナトリウムなど殺菌剤にも耐えるそうだ。こちらも、さまざまな現場で役立ちそうである。

 インターフェックスジャパンにお越しの皆様、ぜひサン工業のブースへお立ち寄りください。