私が24歳でサンメッキに入社した時、工場は狐島にありました。今でも忘れません。 暗くて、寒くて、暑い。 私の初仕事は、辞表を出した従業員の家へおふくろと訪問し「辞めないでほしい」とお願いすることでした。
朝の7時から夜の9時まで汗を流して働く毎日。でも「堕落」を極めた私にとって労働する時間は、気持いい以外の何物でもありませんでした。
家に帰ると、おふくろが「お疲れ様」と言ってくれるでしょ。働くとほめられる。おまけに金がもらえるんですよ。(笑) その時以来今まで、「仕事が嫌」と思ったことは一度もありません。ぷー太郎より、よっぽどいいですよ。 |