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プロローグ

【第1回】「社外の人にウチの会社を見て欲しい」

「そんなこともできるんだ?!サン工業訪問記」って、いったい何が書いてあるんだ?
どうしてこんなコーナーができたの? そこら辺から書き始めましょう。


 

社外の人にウチの会社を見て欲しい

「ちょっとウチの会社を見に来てくれんかなぁ」

信州の南部、中央を天竜川が流れる伊那谷で、メッキ・表面処理の仕事をするサン工業の川上健夫社長から、そんなオファーがあった。

「僕は、信州の様々な製造業の会社をレポートしていますけど、メッキのことはあまりよく知らないですよ。お役に立てますかねぇ?」

そう質問すると、川上社長は笑いながら、「いいの、いいの。社外の人から見ると、どんなところが、ウチの会社の良い所、悪い所に見えるのか、それを知りたいんだよ。なにか、そういうことを積み重ねていけば、面白いことにつながりそうじゃない」とのこと。

いつも、明るく、「楽しいこと」を探している社長さんだ。

「いいですよ。Yes I Can!」

「あれ、よくウチのキャッチフレーズを知っているじゃん」と笑っていた。

こうして、このレポート「そんなこともできるんだ!? サン工業訪問記」の開始が決まった。

いったいサン工業って何をしているの? 業界の中では、どのような特徴のある技術を持っているの? そもそも「メッキ」とか「表面処理」とかはどういうしくみでできるの?……

そんな問題意識で、これから、サン工業の様々なところを訪ね、順次レポートして行きます。

ちなみにレポーターは、私、地域産業ライターの毛賀澤明宏と申します。

長くライターを続け、5年前に伊那に帰郷。地元紙「伊那毎日新聞」の政治経済担当記者として、地域の中小企業、産業界の先駆者たちのレポートを多く執筆。06年に独立して、長野県の農業・林業・製造業などの特集記事を執筆しています。
現在、長野県の農産物直売所をつなぐ「産直新聞」〔産直新聞社発行〕編集長、信州の森と家のたより「フォレスト通信」〔フォレストコーポレーション発行〕編集長、6月からは、長野県内の中小企業の現状をレポートする「AREC通信」〔AREC伊那分室発行〕の編集長も兼務する予定です。

どうぞよろしくお願いします。

写真は、サン工業の川上健夫社長(右)とレポーターの私=毛賀澤