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技術相談室

ニッケルめっきの種類って?~その①~

 一言で「ニッケルめっき」っていってもいくつか種類があるのはご存知だと思いますが、実際にどのニッケルめっきがどんな性質なのか?またどのニッケルめっきを選択すればよいのか?などニッケルめっきについて問い合わせいただくことが多くなってきましたので、ここで少し紹介したいと思います。

 ニッケルめっきを処理する方法として、電源を使用してめっきする電気ニッケルめっき(電解ニッケルめっきともいいます)と電気を使わずに化学的な還元反応を利用してめっきする無電解めっきと分けられます。簡単に言うと、電気を使用するのが電気ニッケルめっき、電気を使わないのが無電解ニッケルめっきといえます。大まかに分けると下写真のようになりますが、更に区分けしてくと数十種類あり、それぞれに特徴があります。

電気ニッケルめっきは、装飾用途から電気部品などの機能用途まで、広く使われているめっきですが、種類によって様々な特徴があります。例えば光沢ニッケルめっきは、その光沢性から装飾めっきの下地として使用されたり、硬さもあることからコネクターなどにも使用されます(家庭用コンセントなどはよく目にしますよね)。半光沢ニッケルめっきも、溶接性やはんだ付け性用途として使用されたりします。

 また、めっきの浴種(液組成)も様々あり、一般的なワット浴、曲げ性や厚付け性に優れたスルファミン酸浴、ステンレスへのめっき下地に使用するウッド浴など、浴種も用途によって使い分けます。

よって、一言で電気ニッケルめっきといっても様々ありますので、「この用途にはどのニッケルめっきが良いのか」などは、実際にご相談くだされば、弊社技術スタッフが的確にアドバイスさせていただいておりますので、お気軽にご相談下さい。