ページトップへ

展示会出展!

【第50回】インターフェックス ジャパンの注目技術 その2

 前回に続き、第30回インターフェックスジャパン(東京ビッグサイト、2017.6.28〜6.30)に出展するサン工業の注目技術について紹介します。  医療用の機器、器具、装置などには、ステンレスが使われることが多い。ただ、機械加工や溶接などにより本来の耐食性が失われている場合があると、開発課河合課長は言う。つまり錆びることがある。「レス」の名が泣くぞと責めたいが、ステンレスというのは、鉄に比べて非常に錆びにくいものと思っていた方がいいらしい。

 そこで、パッシベーションという処理をする。ステンレス鋼の加工物を一定の条件のもと強い硝酸などの水溶液につけることで、ステンレス中のクロムと酸素を結びつけ、表面に強固で安定的な不動態膜をつくるのだ。もともと錆びにくかったステンレスが、一層錆びにくくなる。しかも、ステンレス固有の不動態膜をより厚くする処理なので、外観や寸法にほとんど変化がない。

 ステンレスの洗浄性を上げるには、電解研磨という手もある。電解液中で製品にプラスの電気を流し(めっきと逆の処理)金属表面を熔解させることで平滑を得る。こちらはピカピカツルツルスムーズである。どちらの技術も医療関連はもとより、食品関連でも有用だ。

 ステンレス以外にも使える皮膜が硬くて、滑り性がよく、耐摩耗性があって、寸法精度良好なものをお求めなら、PTFE複合無電解ニッケル(カニフロン)はどうだろう。いわばフライパンのテフロン加工と同じような技術で、アルミニウム、鉄、銅系素材などあらゆる素材にめっきすることができる。摺動部品やブリスターパックの金型等最適で、他にもいろいろ応用がききそう。

 外科用器具で製品の反射を防止したい場合は、黒色無電解ニッケルめっきを施します。漆黒の光沢黒色が得られ、アルカリ洗浄剤やオートクレーブに強くなるという。

 他にも、医療機械の筐体に広く使われる亜鉛めっき三価黒色クロメート処理もお任せください。サン工業は、全国有数の亜鉛めっき専用大型自動設備を保有しており、お客様のさまざまなニーズに対応することができる。

 6月に入り、展示回も刻々と迫って来た。またとない機会ですので、ぜひサン工業のブースへお越しください。